【先行レビュー】Makuakeで人気のyeediから第2段yeedi vac 2 proが登場!

2022-05-06生活雑貨・家電,ガジェット

こんにちは、ガジェナビです。

以前こちらの記事で紹介していたyeediモップステーションが、今回パワーアップして帰ってきました。
【ロボット掃除機】全自動水拭き可能なyeediモップステーションを使ってみた

以前のモップステーションは水拭きが自動化されていましたが、今回のyeedi vac 2 proは水拭きの自動化の代わりに掃除機能(ゴミ捨て)が自動化されました。
そのため純粋なパワーアップではないのですが、今回も一手間減らせるいい感じに仕上がっていました。

yeedi vac 2 pro 公式サイト

2022年5月6日からMakuakeにプロジェクトページが公開されました。
Makuakeプロジェクトページ

yeediモップステーションとの違い

yeediモップステーションは水拭きをメインにした製品ですが、yeedi vac 2 proは掃除機をメインとした製品になっていますので、どちらを優先するかで製品を選べば良いと思います。

なおyeediモップステーションと変わらずアプリが必須です。

yeedi vac 2 proの特徴

それではyeedi vec 2 proの特徴を紹介していきたいと思います。

グレードアップした高周波振動式水拭き

vac 2 proはモップパッドを着脱することができ、掃除機だけでなく水拭きも同時に行うことができます。

このモップパッドですがyeediモップステーションのような回転式でなく、480回/分上下左右に強力に振動しながら拭き上げる雑巾がけタイプになります。

yeedi vac 2 pro本体底面

最大60日間ゴミ捨て不要な自動ゴミ収集機能

yeedi vac 2 proの売りでもある自動ゴミ収集機能ですが、yeediモップステーションとは異なり、オプション製品とのこと。

通常のセットはこちらの画像の物になり、コンパクトな充電ステーションがついているだけになります。

yeedi vac 2 pro 一式

そのため本体のみの購入だと自分でゴミを捨てる必要があり便利さが半減します。

ゴミ収集ステーションを別途購入する必要がありますが、ゴミ捨ての手間を考えると購入をオススメします。(割引率によりますが、約1万5千~約2万円程度とのこと)

ゴミ収集ステーションへのゴミ収集方法ですが、普段は閉じた状態ですが本体のゴミ収集ボックスの下に穴が空いています。(画像の赤丸部分)

yeedi vac 2 proゴミ吸い出し口

ゴミ収集ステーションが掃除機のように、この穴からゴミを吸い出しステーションの底を通ってゴミ袋に集塵される仕組みになっています。

ゴミ収集ステーション底面

正直本体より強力なんじゃないか?という勢いで吸い出しており、公称値だと1000Wのパワフル集塵システムとのこと。

コンビニにあるような強力な1000W電子レンジが動くことを考えると、ブレーカー落ちは気をつけたほうがいいかもしれません。

ミリメートル級高精度検知テクノロジーによる3D物体回避機能

ロボット掃除機なので当たり前なのかもしれませんが、ちゃんと物体回避機能がついています。

ミリメートル級高精度検知テクノロジーと言われても素人にはわかりませんが、なんか凄い感じがします。

公式サイトにも「おもちゃやコードを吸い込んで止まってしまう心配はありません。」と強気な記載があります。

確かにコードなどを吸い込むことは無かったのですが、ある日本体を見てるとエッジブラシが外れていることがありました。部屋を探してみるとどうやらコードを巻き込んだらしく外れて転がってましたので、コード類はできたら片付けておいたほうが良さそうでした。

吸引&水拭きが一体化

掃除機能ですが、yeedi vac 2 proは吸引力が最大3000Paで4段階設定可能です。

使っていてyeediモップステーションよりキレイになるなと感じたのですが、yeediモップステーションは2500Paで4段階設定でしたので、吸引機能は公称値通りパワーアップしてそうです。

yeediアプリの使い方

yeediモップステーションと変わらずアプリ利用が必須と書きましたが、アプリがあれば色々できますので簡単にご紹介したいと思います。

(yeediモップステーションとアプリ画面はほとんど変わらないので流用しています。)

初期登録

スマホアプリを初めて起動したらまずロボットを登録します。

yeediアプリ起動画面

登録作業は特に悩む部分は無いですが、wifiの登録時だけ注意する必要があります。

yeedi vac 2 proは2.4Ghzにしか対応していないので、間違えて5Ghzを選んでしまうとwifi接続ができないので注意です。

ちなみにアプリではwifiを選ぶことができず、スマホが繋いでいるwifiが固定で設定されます。そのためスマホの接続先を2.4Ghz帯にしてから設定を行う必要があります。

この設定は初回のみで、登録後はスマホのwifiを5Ghz等に戻しても問題ありません。

yeediアプリwifi選択画面

2.4Ghzとか分からない!という場合はwifiの末尾に「-g」がついているものを選べば繋がる可能性が高いです。

ステーションの定位置を決めたら、その後吸引モードで部屋をマッピングすると準備完了です。マッピング後にステーションを動かしてしまうと、再マッピングしなければならないのでお気をつけください。

yeediアプリマッピング後

なぜか分かりませんが、初回マッピングで右に伸びる存在しない通路が出来上がっていました。

掃除する上では問題ないので気にしなくてもいいのですが、こういう場合も直すためには再マッピングが必要です。

連続清掃

yeedi vac 2 proは部屋を判断して、それぞれをエリアで区分けしてくれます。

連続清掃という文字だけを見ると分かりませんでしたが、清掃するエリア(部屋)の順番を決めることができる機能でした。

もちろん設定しなくても掃除をしてくれますが、トイレは汚れているから一番最後にしたい。といった細かな設定が可能です。

清掃設定画面

この設定ですが部屋が複数ある場合は表示されますが、部屋が1つの場合は表示されないかもしれません。

清掃予約

こちらは文字通りで、ロボット掃除の真骨頂とも言えるお掃除のスケジュール機能です。

yeedi vac 2 proでは、全部屋を清掃するスケジュールだけでなく、特定のエリアだけを指定してお掃除する、エリア清掃のスケジューリングが可能です。

エリア清掃をうまく使えば、お昼にリビングを掃除して、夜にキッチンを掃除する。なども可能です。

yeediアプリエリア清掃画面

音声レポート

yeedi vac 2 proの初期設定は英語モードですが、音声レポートで言語変更ができます。

日本語はもちろん韓国語やイタリア語などかなり多くの言語設定が可能です。

yeediアプリ言語選択

清掃設定

お掃除に関する設定がいくつか可能な画面です。

ここにも連続清掃の項目がありますが、こちらは掃除する部屋の順番を決める連続設定とは異なる内容です。

清掃設定内になる連続清掃は、充電が減ってきた場合に、自動でステーションに戻り、フル充電した後に続きを行うかどうかを設定できます。

フル充電まで結構時間がかかり、忘れた頃に動き出すので最初の頃は驚くかもしれません。

お休みモードは、清掃予約と逆でこの時間帯は動かさない。という設定になります。清掃予約よりお休みモードのほうが優先されるので、スケジュール通り動いてない。と思ったら確認をしてみてください。

yeediモップステーションには無かった設定が自動排出になります。ゴミ収集ステーションへの集塵ですが、時間的には数秒で終わるのですがかなりウルサイです。そのため夜に動かす場合など、お住まいの環境次第ではオフにして翌朝手動で排出する。などの使い方ができるようになっています。

カーペット清掃・吸引力自動強化はカーペットを検知すると吸引力を自動で最大モードにする機能です。初期設定ではオフでしたので動物を飼われていて絨毯に毛が・・・といった家庭ではオンにすることをオススメします。

設定

トップ画面(部屋のマップが移っている画面)の右上「・・・」から設定画面を開くことができます。

ここでは各部品の使用状況やヘルプを確認できますが、個人的に面白いと思ったのが清掃ログです。

yeediアプリ清掃ログ

いつ掃除したか。だけでなく、どのエリアを掃除したか。まで確認することができます。

確認してビックリしたのですが、マッピング中はお風呂場に行かないようにドアを閉じていたのですが、掃除中にたまたま空いていたのかお風呂場内も水拭きされていました。

壁を突き破って掃除していたので、ベランダ続きの部屋などは、勝手に外に飛び出す可能性がるのでご注意ください。

yeediアプリマッピング外掃除

yeediモップステーションで慣れていた部分もあるかと思いますが、全体的にアイコンや表現が分かりやすくなっており、スムーズにアプリが使えるようになっていました。

yeedi vac 2 proの良かったところ

やはりゴミ捨てをしなくて良くなった点になります。

ロボット掃除機はどうしてもダストボックスが小さいので頻繁にごみ捨てが必要でしたが、その点が改善されたのは順当な進化だと思います。

気軽に利用できるようになったため、毎朝オンにして仕事にでかけています。

yeedi vac 2 proの残念だったところ

yeediモップステーションでも書いたのですが、やはり吸引と水拭きが同時にしか行えないところになります。

全面タイルやフローリング想定で作られているのか、カーペットや畳など水拭きしたくない部分がある家庭には水拭き機能が使いずらいです。

yeediさん、次期バージョンではモップ部を昇降する機能をぜひお願いします!

まとめ

今回はゴミ収集ステーションと連携できるロボット掃除機 yeedi vac 2 pro をご紹介させていただきました。

ゴミの集塵だけだと他のロボット掃除機でも徐々に発売されており差はない気がしましたが、水拭き機能を活用できる方には良い製品だと思います。

私は水拭きはこれまで通りyeediモップステーション。手動で行っていた掃除機の代わりにyeedi vac 2 pro。と両方を利用することにしました。

その結果、掃除機と水拭きを完全に自動化することができ、日々の掃除から開放されることになりました!この2台持ちはオススメです。

yeedi vac 2 pro ステーションセット一式

並べるとなかなかの圧迫感ですが・・・。

こちらの製品はまだ一般販売が開始されておらず、前回のモップステーションと同様に、Makuakeで先行して公開募集されますので、ぜひご確認いただければと思います。

ご参考までに価格ですが現時点で、本体のみの場合39,990円~42,680円。自動集塵ステーション付きセットの場合56,490円~63,990円程度になる見込みとのことでした。

クラウドファンディングのため、早ければ早いほど安く買えるのは魅力ですね。

2022年5月6日からMakuakeにプロジェクトページが公開されましたので気になる方はぜひご参加ください。
Makuakeプロジェクトページ