【iPhone着信音作成ソフト】EaseUS Ringtone Editorを試してみた
こんにちは、ガジェナビです。
以前書いたiPhoneの着信音を好きな曲に変更する方法ですが、iTuensに取り込んでいる曲を設定ことが予想以上に大変でした。
誤って削除してしまったファイルを復旧できるソフトで有名なEaseUS社からiPhone着信音作成ソフトが発売されたので試してみました。
EaseUS Ringtone Editorの概要
まず最初に、このソフトはWindowsアプリとなります。残念ながらMac版やiPhone、iPadのアプリも、まだ提供されていないのでご注意ください。
機能早見表
機能 | 概要 |
---|---|
メイン機能 | iPhoneの着信音を数秒間で作成可能 |
機能概要 |
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アプリ利用のOS要件 | Windows 10、Windows 8、Windows 8.1、Windows 7 |
対応iOS要件 | iPhone 4s以降、iPad 3以降、iPad Mini 2以降、iPad Air全世代、iPad Pro全世代、iPad touch全世代 |
対応フォーマット | WAV, MP3, WMA, FLAC, AIF, OGG, AAC, M4A, M4R, MP4, MOV, WMV, FLV, AVI, 3GP, WebM, MKV |
特徴 | パソコンの音楽だけでなく、YouTubeの動画を利用可能 |
EaseUS 公式サイト
EaseUSという社名に聞き慣れない方が多いかもしれませんが、データ復旧では有名な会社になります。(私の中では)
アプリを使っているとたまに漢字が旧字体っぽいもので表示され、「あれ大丈夫?」と不安になる方もいると思います。これはEaseUS社が日本でなく中国の会社のため翻訳が一部正しくないためになります。
普通に使う範囲では日本人が十分に理解できるレベルの翻訳ですのでご安心ください。
EaseUS Ringtone Editor 製品ページ
EaseUS Ringtone Editorは既存の曲から着信音を作るのに特化しており、フェードイン・フェードアウトから始まり、音量調整や効果音追加などができます。
ただしあくまでもiphoneの着信音作成アプリで、作曲・編曲アプリではありません。
様々なフォーマットに対応しているので、自分で作曲・編曲したい!という場合は別のアプリで作成したものを取り込んで着信音にする。という使い方になります。
EaseUS Ringtone Editorの概要
非常にシンプルなアプリのため、一度試してみれば、すぐに使えるようになると思います。
無料版の制限
EaseUS Ringtone Editorですが購入前に無料版で試用することができます。
無料版と言っても製品版と機能の違いは無く、フル機能を試すことができます。
ただし作成できる着信音が2曲(2回)までのため、使えるかどうかの確認と割り切ったほうが良さそうです。
試してみて、もっと色々着信音を作りたいから購入したいな。となった場合、公式サイトからだけでなくアプリからも購入することができます。
アプリを起動したメインメニューの右上「認証」のボタンを押すと購入確認画面が表示されます。
無料版の場合、ここに後何曲作成できるかが表示されています。
EaseUS Ringtone Editorの値段
2021年7月時点では、まだ発売されたばかりのためか値引きされているようです。
提供形態が3パターンあり以下のようになっています。
- 1ヶ月更新:税込1,309円
- 年間更新:税込1,837円
- 買い切り:税込2,629円
ちなみにアプリと公式サイトで値段が違う!と思ったのですが税抜、税込が逆に表示れていました。
そのせいかアプリから買ったほうが1円高い様に見えたのですが、決済画面ではどちらも同じ金額でしたのでご安心ください。
PCの曲から着信音を作る方法
ベースの曲選択
メイン画面の「閲覧」タブを選択し、中央の円の中に着信音にしたい曲をドラッグします。
なぜ閲覧なのか分かりませんが、翻訳間違いだと思いますので気にしないことにします。
着信音部分の切り抜き
自動で曲が読み込まれるので、着信音として切り出したい範囲を選択します。
このアプリを使うと40秒以上の着信音を切り出すことができますが、iPhoneの着信音として設定できるのは通常39秒までなので、そこまでにしておくのが無難かと思います。
iTuensだと再生画面と範囲設定画面を行ったり来たりしないと行けなかったのが、
この画面で選択した範囲を聞きながら切り出す範囲を微調整できるのが非常に便利でした。
範囲が決まったら右上の「クリップをスキップ」を選択します。
なんでスキップなのか分かりませんが、翻訳・・・(以下略
効果音などの設定
フェードイン・フェードアウトの調整や、必要に応じて効果音を追加します。
最初にこの画面の使い方が表示されますが、もし分からなくなったら右上の「ガイド」を押すと、再度使い方を確認することができます。
自分好みに仕上がったら右下の「エクスポート」を押します。
着信音の出力
エクスポート先を直接iPhoneに着信音としてエクスポートするか、PCに保存するかを選択することができます。
いちいちiTuensを経由しなくても着信音にすることができるのは便利ですね。
Youtubeの動画から着信音を作成する
EaseUS Ringtone Editorですが、Youtubeの動画から着信音を簡単に作ることができます。
ただし、ここで絶対にしてはいけないことがあります。
違法アップロードされた動画を着信音にしてはいけません
日本の場合、違法アップロードされた動画をダウンロードするのは犯罪行為です。
着信音にするという作業のためダウンロードしているように見えませんが、立派な複製行為になるのでNGです。
違法ダウンロードにならないように、キーワード検索は使わず、Youtubeのサイトから公式チャンネルや、クリエイティブ・コモンズライセンスのものを探してきて、URLから検索して利用するのが安全です。
またこういった違法アップロードでない物であっても、あくまでも利用は個人に限ります。
他の人に配布したり、売ったりすればこちらも犯罪になるのでご注意ください。
着信音にしたい動画を選ぶ
メイン画面の「検索」タブを選択し、着信音にしたい動画のキーワードかURLを入力します。
該当するものがリストに表示されるので、「流す」を押すと音声を確認できます。
問題なければ「選択」を押すと、解析が始まります。
以降は「PCの曲から着信音を作る方法」と同じ方法で着信音を作ることができます。
まとめ
今回はiPhone着信音作成ソフト EaseUS Ringtone Editor をご紹介させていただきました。
さすがに数秒では着信音を作ることはできませんでしたが、それでも段違いに早く着信音を作成することができました。
翻訳に難があるところは海外製のため仕方が無いですが、直感的に使えるのでそこまで問題になりませんでした。
iPhoneの標準の着信音に飽きていたり、作成に時間がかかる!と思われている方の手助けになればと思います。