パスワード管理は無料ソフトのKeepassで!
こんにちは、ガジェナビです!
アカウント乗っ取りや、不正ログインの対策は皆さんしていますか?
やってるよ!という方、先頭や末尾の1,2文字を変えて、してるつもりになってませんか?
よく言われるのがパスワードの使い回しをしない。単語じゃなく英数記号をランダムに使って長くする。などがありますが、英数字ランダムで8桁、さらにSNSや、サイトごとに全部違う組み合わせのパスワードを何十個と作って覚えることができる方は、もはやテレビに出れるレベルです。
しかも残念ながらその大半は、その辺の電気屋さんで買えるPCで1日もあれば解読できてしまいます。
私は自分で管理することを諦め、無料のKeePassを使っています。
KeePassとは?
フライングしてリンク先に飛んだ方、英語のサイトで身構えてしまったかもしれませんが大丈夫です。インストール後はちゃんと日本語に変更できます。
具体的な使い方の前にKeePassとは何なのか簡単に説明すると、
- ほとんどのPC、スマホに対応している。
- 複数端末で管理できる。
- パスワードを自動生成してくれる。
- ID、パスワードの自動入力機能がある。
- オープンソースなので開発停止がほぼない。
- 何といっても無料。
デメリットは、
- 有志での開発のため、サポートがない。
- メーカー製品では無いなので自己責任。
- アプリを開くためのマスタパスワードを忘れると詰む。
などがありますが日本語のサイトも充実しているので、慣れてしまえば特にデメリットを感じることはありません。
私はWindows、Mac、iPhone、iPadで連携し使っていますが、今のところ問題はありません。
オススメのクライアントアプリ
KeePassですがプログラムが一般公開されているオープンソースと言われるソフトウェアになります。
そのため有志が作った似たようなアプリが複数あるので、オープンソースに慣れてない方はどれを使っていいか分からないと思いますので、私が普段使っているものを参考までに紹介したいと思います。
■Windows KeePass公式
■Mac KeePassXC
■iPhone・iPad MiniKeePass
■Android KeePassDroid
KeePassの使い方
先程紹介したアプリであれば、かなり詳しくインストールから使い方まで説明してくれているサイトが多数ありますので、覚えておくと便利な機能に絞ってご紹介します。
自動入力
パスワード管理ソフトを使うメリットのひとつがこれです!
私はこのためにKeePassを使っていると言ってもいいぐらい必須の機能です。
使い方は単純で、ブラウザなどのログインID欄を選択 > KeePassに戻って自動入力したいエントリーを選択しCtrl+Vとこれだけ。
慣れてくればKeePass登録時のタイトルをブラウザのタイトル名と一致させておけば、ブラウザのログインIDを選択 > そのままCtrl+Alt+Vで自動入力してくれます。
別エントリーのID(パスワード)の参照
これは紹介されている記事が少ないのですが、個人的には結構活用している機能になります。
サイトのログインIDがgmailやFacebookアカウントという事はよくあると思います。都度コピペして打っても良いのですが、なんか冗長的で個人的には好きじゃありません。
その場合は{REF:U@I:エントリーのUUID}と打つことでIDを参照することができます。
※パスワードを参照したい場合は{REF:P@I:エントリーのUUID}でOK。
KeePassのファイル管理
KeePassを使うとわかるのですが、このソフトは保存したパスワードをファイルとして保存します。
なのでこのファイルを共有すると、どの端末でも同じID、パスワードを利用することができるので、ブラウザにID・パスワードを保存するより遥かに便利になります。
私はプライベートではこのファイルをDropboxに保存して複数端末から更新・削除しても反映されるようにしています。
デメリット
これはアプリ独自のクラウドを使わないのでメリットとも言えるのですが、
私が唯一面倒だなと感じるのが、上記のパスワードの保存先がファイルのために発生します。
iPhoneはセキュリティ対策としてアプリ間のファイル共有は行なえません。
そのためファイルの更新後はDropboxから手動でのダウンロード、アップロードの必要があり、
忘れるとせっかく作ったパスワードが消えてしまう可能性があります。
そうなった場合はDropboxの履歴から復元すればよいのですが、パソコン操作が不慣れな人は敷居が高いかもしれません。
まとめ
セキュリティ対策と共に、悪いことをする方の手法も日々進化しています。
無料の製品でもちゃんと理解して使えば十分戦えますが、こういった事に不安がある人は有料ですがクラウド上にパスワードを保存できる1Passwordがオススメです。
この記事が皆様のセキュリティ向上にお役に立てればと思います。